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毒草を食べてみた
毒草を食べてみた
植松黎 著  文春新書
これは、ハーブ教室をしているから勉強のために・・
そんな理由ではなく、単に面白そうなので読んだ本です。
身近に沢山毒草があることや、殺人に使われる恐ろしい毒草と
思われてるものも、全部の種類が毒草ではなく一部であったりと
とても興味深く読みました。
そして、この本を読む事で、身近な植物の毒性について
意識を持つようになる、良いきっかけになると思って
一時期、ハーブ教室の生徒さんたちにお薦めしていたことがあります。
今、この本をご存知ない生徒さんが大半になってきて
いろいろな意味で感慨深いものがあります。
大して役にも立たない私のハーブ教室を楽しみに
してくださって長くお付き合いくださる方
新しいお仲間ですが、ご自身で植物に関心を持って
どんどん取り入れて暮らしを楽しまれる方
去る人あり、また来る人があり
趣味の集まりというのは本来こういうものだと思います。
【2016/10/18 10:00】 | herb&book | page top↑
プロ仕様

昨年のJHSセミナーで
ラ・ロシェル南青山の石井シェフのお話しをきいて
とても勉強になりました。
それ以来、プロの料理人の方のハーブ使いや
ハーブへのこだわりに興味津々
ついにこんな月刊誌まで。
そして、当たり前ですが、一流の料理人は生産者にどんなにこだわっているかも知りました。
私が作るのは家庭料理というジャンル。
でもそれを伝えるためには、プロ仕様の知識も有った方がいいと思うのは
若い頃に先輩から教えられた
「1時間の授業のために10倍の準備を。無駄と思える9を生徒は見抜く。」という言葉かも知れません。
な~んて言ってますが
「それを重ねて力をつければ準備をしなくても良い授業が出来る」
に、甘えて緊張感も薄れ、そんな自分をもう一度鍛え直したいと、ゆったりした時間を持つようにしています。
講座の機会も減りましたが、ハーブサミットを通じて愛媛にも沢山の魅力的なアロマやハーブの講師の方がいらっしゃることを知る事が出来ましたので、安心してのんびり出来そうです。
【2016/07/18 16:50】 | herb&book | page top↑
秘密のハーブ


ずっと昔に読んだ、「明日はもっと素敵な日」という短編集の中に
「秘密のハーブ」というお話があります。
読み始めてすぐに、結末がわかりましたが、胸熱くなる結末を
楽しみに読み進めました。

マーサが、母親から引き継いで使っている「秘密のハーブ」と書かれた小瓶。
夫のベンも、マーサのお料理が美味しいのはその「秘密のハーブ」の効果だと
信じていますし、きっとマーサの祖母も曾祖母も使っていたに違いないと睨んでいました。
ただ、マーサ以外は絶対に開けてはならない小瓶だったのです。

これから読まれる方もいらっしゃると思いますので、結末は書きませんが
先日来、ここで話題になっているストウプのお鍋も
「秘密のハーブ」だと私は思います。

主婦の家事労働を軽視し、キャリアを持ってバリバリ働くことを推奨する
風潮がありますが、家族に美味しいものを食べさせるということは
地球上でもっとも大事なこと、って、オーバーすぎますが、私はそう思います。
人は美味しいものを食べたときに、幸せを感じます。
高価な食材でなくても、作る人の愛情や手間のかかった料理は人を幸せにします。

そして、ハーブは愛そのものです。
ハーブを暮らしに取り入れていくことは、暮らしや家族、周囲の人を愛することです。
愛があれば、きっと人が喜ぶ美味しいハーブを見つけることができますよ!
【2013/08/04 18:09】 | herb&book | page top↑
ファーム富田 ラベンダー通信
ファーム富田ファン通信

ファーム富田のファン通信を受け取っておられる方
そろそろお手元に届くと思いますが、私が撮影した富田忠雄会長のお写真が掲載されていますので、よろしければご覧くださいね!11ページです!
【2012/11/24 19:24】 | herb&book | page top↑
ハーブのめぐみ いろいろ・・・ ~通読のススメ
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6月17日にお越しいただく橋口玲子先生が紹介されていたので購入しました。
「私を整える ハーブのめぐみ」というタイトルに惚れ込んで
ネットで注文したのですが見てみると、どこかで見たような内容ばかり・・・・
引用文献を見てみると、私の所蔵する橋口玲子先生、
北野佐久子先生のご著書からの引用なので、見たようなものばかりのはずです。
ですので、お持ちでない方は、1冊で4度、5度、美味しいかもしれません。
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最近は、ネットで検索すれば、直ぐに望む答えが得られます。
それを繰り返していると、手元にスマホさえあれば、勉強なんて不要、と
思う若い人も増えてくるでしょうね

でも、それでは知識として蓄積し、思考を形作ることはできないように思います。

私が所属するハーブの会では、年に1回は、その道のスペシャリストをお招きして、
講演会を計画しています。今年は、医学博士の橋口玲子先生をお招きして、
ハーブの抗酸化や抗ストレスを利用してのセルフケア、ホームケアについて教えていただきます。

ピンポイントで必要なことだけを調べるのではなく、2時間しっかりと先生のお考えや、
最新情報などを聴かせていただくチャンスを用意しました。
関心の高い内容なので、参加希望者も多く、盛会になるとは思いますが、
一つ残念なことは、ハーブインストラクターの有資格者や、
今年資格を申請した人たちの半数近くが欠席なのです。

今回、欠席者の方は、日程的にそれぞれ障りがあったので仕方ないのですが
できれば、この機会に橋口先生の著書をどれか1冊、
最初から最後まで全部読んでいただきたいなと思います。

これは、ハーブの勉強に限らず、是非お勧めしたいことなのです。

著書多数、の橋口先生ですが、私のおススメは以下の3冊です。
その他、どの著書でもかまいませんので、1冊を
「まえがき」から「おわりに」まで通読して「勉強」してください。
「医師が教えるハーブ&アロマセラピー」
「補完代替療法 ハーブ療法」
「専門医が教える体にやさしいハーブ生活」
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【2012/06/08 18:17】 | herb&book | page top↑
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