NHK文化センター松山教室
季節のハーブを楽しむ 数日来、たまたまですが何人かの方に ご紹介した本を、教室でもご紹介しました。 GO WILD 野生の身体を取り戻せ というと、まるでターザンみたいな身体を目指せと 言われているようですが、そうではありません。 特別なことではなく、伝統的な食事、人間にとって必要な 運動、睡眠、などを、最新の科学の裏付けから 紹介しているものです。 筆者は私たちに「引き金」を見つけることを勧めています。 何か一つを引き金として改善することで、他の全ては 関連している、ということです。 また、97歳の現役ピアニストの方のエッセイも紹介しました。 「毎日、続ける」というタイトルのとおり、どんなことも 続けることが大事、との言葉に説得力があります。 この方、ヨーロッパのピアニストに体力負けしないよう 肉食を常として、97歳の今も夕飯には100gの肉を食べて いらっしゃるそうです。肉食、それも夕食。 昨今の健康ブームがいうところの健康的な食生活から 真逆ではありますが。 ハーブティーを販売していると、時々 ガンが消えるというこのハーブはありますか? などという問い合わせがあります。 確かに消えた人もいらっしゃるのでしょう。 でもそれは、「サンプル数1」の特殊な例で、万人に有効とは言い切れません。 ですので、確かにノンカフェインの食物繊維たっぷりの水分を 摂ることは身体にいいと思いますけど、ガンすら消えるような 大きな影響のあるものを摂ることの方が怖いです、とお伝えします。 植物は古来より人の暮らしと共に在りました。 食生活はもとより、医療、祭事、贈り物や呪術まで。 そんな広い守備範囲の中で、私は暮らしを豊かに彩り 楽しみを持つことで、健康的な暮らしを手に入れることができる・・・ものとして捉えています。 ということをお話ししたら、10年近く続けてきてくださっている方から、今回入られた方まで大きく頷いてくださいました。 大演説みたいになってしまいましたが、時々こんな風に確認しながら進めております。 |
![]() 西日本豪雨を経験して(直接の被災はしていませんが) いろいろ思うことがあり、災害に備えるためのハーブ講座 それも、ただいつやってくるかわからないことに備えるのではなく、 日常に活かしながら、知識や経験を身につける・・・ そんな機会になればと思い計画しました。 野草は、一度や二度見ただけでは、いざというとき 類似した毒草との区別がつきにくいと思います。 それで、身近にあれば、見た目だけでなく、香りや 手触りで区別がつきやすいと思い、 よもぎの苗をお持ち帰りいただいて育ててもらうことにしました。 おやつによもぎ団子やよもぎ白玉団子を作りました。 早速家でも作りました!というご報告をいただきました。 春によもぎ摘みに行くのが楽しみ、との声も。 以前、講座でお世話になった生薬ご専門の薬学博士の先生にも ご指導もいただき よもぎをいろいろな角度から調べてとても勉強になりました。 筒井農園さんに、よもぎの苗たてをお願いしたときに 「よもぎ?あのよもぎ?の苗??」とびっくりされましたが |
![]() 昨夕土砂降りの庭で合羽を着てハーブを採りました。今日はもっと降るかも知れないと思って。 朝、NHK文化センターから電話があり、避難指示が出ているところもあるので、講座は全て休講になりました。 近所に住んでいらっしゃる生徒さんにお届けしたら、喜んでくださいました。 今日はアロマの予定でしたが、今、庭にあるハーブをお持ち帰り頂く事は必須。 図鑑やデータではなない、本物を。それが私のスタイルです。 |