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新しいスタイル


コロナ自粛でリモート会議やwebセミナーが盛んになり

中央の有名な講師の講座を居ながらにして聞けるようになりました。


そんな中、地方でリアルな講座を開催し
参加していただくためには、リモートにはない、それ以上の価値がないと
難しい時代になってきたと思います。


わざわざ時間を作って、足を運んで来ていただくためには何が必要か


いろいろ考えましたが、新型コロナの影響でカルチャー的な講座が
減り、そのおかげで1つの講座にじっくりと時間をかけて
準備をすることができました。


例えば、拙書では
「イチョウはアレルギー物質であるギンコール酸を除去したものを」
とだけ書いていますが
ギンコール酸のアレルギーとはどんな症状か
ギンコール酸の除去の方法
日本と海外の使用薬剤の違いはなぜか
禁止薬剤が必ずしも、有害度が高いというわけでもない


など、お話する場面では1分くらいで終わることを
何日もかけて調べるということができました。


そして、脳の話の1つの話題として
調べ始めたダ・ヴィンチ
私などとはかけ離れすぎた何の参考にもならない人物と思っていましたが
これだけ、現代でも広くもてはやされているということは
ただ凄い人だから崇めている、というわけでもないことがわかりました。


1つの事さえ完成していないのに
別のことに時間を使うとか興味を持つという事は
余計なこと、本来の仕事の時間を奪うように思っていたのですが
ダ・ヴィンチを掘り下げていくと
人はマルチな活動によって全体が底上げされる
という事に気づきました。


つまり自分にとっての中心の事も一緒に
底上げする力になるのだということを実感しました。


それはダ・ヴィンチのようなハイスペックなレベルでなくても
どんなレベルにおいても同じだということに気づきました。


ダ・ヴィンチは宇宙人か?未来人?とも言われていますが
彼の手稿の解説などを見ていると、マルチに興味を持ち
それぞれを1からではなく専門家に教えを請うことで
そこからの発想が、それだけに専念している専門家以上の広がりを
持ち完成度が上がるのだということがわかりました。


今回は、梅錦ガーデンにお勤めだった方が営む
「かふぇ ごじんや」さんよりランチのケータリングをお願いしました。


講座テーマの「脳」に関連する食材をお願いして
目も心も身体も喜んでいただけるものを講座のコンテンツとして提供できました。


参加者の皆さんのブックトークも刺激的で
殆ど知らない本で、どれも手に入れたくなりました!


HERBを仕事にしているわけでもなく
特に必要もない人をお招きするということに遠慮があって
ずっと、付き合ってもらっているという感じを持っていました。
束の間の、ストレス解消、楽しい時間を提供する・・・
それでいいんだと思っていました。
でも、意味のあることを提供しているということに胸を張って
一つでも、参加者の皆さんの
明日からの暮らしにお役に立てる情報を提供し
ハーブの楽しみをみなさんにお伝えしていこうと思いました。


一番強く実感したのは、居ながらにして
目と耳からのみの刺激ではなく
決断して、行動して、五感をフルに使うことで
脳が鍛えられ成長するということ。
【2020/06/21 21:11】 | 教室 | page top↑
NHK文化センター松山教室
第一土曜日 ベイシックハーブ
第二火曜日 季節のハーブを楽しむ
季節のハーブを楽しむは10年来の参加者の方もいらっしゃいますが
ベイシックハーブも5年目になりましたが、当初から受講いただいていらっしゃる方は
初心者ともいえないのですが最近では、曜日が違うだけで内容はほぼ同じような内容になっています。
特徴は、ハーブ教室ですから、我が家の庭の旬のハーブを毎回お持ち帰りいただきます。

ハーブのある暮らしというのは、生活全般ですので、
本の紹介や、「デジタルで楽しむ」というコーナーも設けています。
ずっと満席だった「季節のハーブを楽しむ」に空きができたので長らく
お待ちくださっていた方が、素朴な疑問として
もう少し入れるのでは?とおっしゃいました。
定員を12名にさせていただいているのは
我が家のハーブをどの種類も12本までならなんとか差し上げられるという限界なのです。
今月は、初めてレモンティートリー(メラレウカ)の花をお持ち帰りいただきました。
高い場所に咲くので、咲いていることにも気づかないこともあります。
メディカルティートリーの花と違って、マヌカと同じような小さな可愛らしい花です。
今月は、ベイシックハーブの後半を使って、初級インストラクターを受験された方に
研究発表のプレゼンテーションをしていただきました。
「えー、恥ずかしい、無理~」という反応は一切無く
みなさんきちんと準備をして、とてもわかりやすく説明してくださいました。

研究内容もそれぞれが得意分野を活かした、テーマで
惚れ惚れと見せていただきました。
みなさん素晴らしかったです。
【2019/07/11 23:58】 | 教室 | page top↑
NHK文化センター松山教室 季節のハーブを楽しむ
NHK文化センター松山教室

季節のハーブを楽しむ

数日来、たまたまですが何人かの方に
ご紹介した本を、教室でもご紹介しました。

GO WILD
野生の身体を取り戻せ

というと、まるでターザンみたいな身体を目指せと
言われているようですが、そうではありません。

特別なことではなく、伝統的な食事、人間にとって必要な
運動、睡眠、などを、最新の科学の裏付けから
紹介しているものです。
筆者は私たちに「引き金」を見つけることを勧めています。
何か一つを引き金として改善することで、他の全ては
関連している、ということです。

また、97歳の現役ピアニストの方のエッセイも紹介しました。
「毎日、続ける」というタイトルのとおり、どんなことも
続けることが大事、との言葉に説得力があります。

この方、ヨーロッパのピアニストに体力負けしないよう
肉食を常として、97歳の今も夕飯には100gの肉を食べて
いらっしゃるそうです。肉食、それも夕食。
昨今の健康ブームがいうところの健康的な食生活から
真逆ではありますが。

ハーブティーを販売していると、時々
ガンが消えるというこのハーブはありますか?
などという問い合わせがあります。

確かに消えた人もいらっしゃるのでしょう。
でもそれは、「サンプル数1」の特殊な例で、万人に有効とは言い切れません。

ですので、確かにノンカフェインの食物繊維たっぷりの水分を
摂ることは身体にいいと思いますけど、ガンすら消えるような
大きな影響のあるものを摂ることの方が怖いです、とお伝えします。

植物は古来より人の暮らしと共に在りました。

食生活はもとより、医療、祭事、贈り物や呪術まで。

そんな広い守備範囲の中で、私は暮らしを豊かに彩り
楽しみを持つことで、健康的な暮らしを手に入れることができる・・・ものとして捉えています。

ということをお話ししたら、10年近く続けてきてくださっている方から、今回入られた方まで大きく頷いてくださいました。

大演説みたいになってしまいましたが、時々こんな風に確認しながら進めております。
【2019/02/14 02:06】 | 教室 | page top↑
よもぎ講座

西日本豪雨を経験して(直接の被災はしていませんが)
いろいろ思うことがあり、災害に備えるためのハーブ講座
それも、ただいつやってくるかわからないことに備えるのではなく、
日常に活かしながら、知識や経験を身につける・・・
そんな機会になればと思い計画しました。
野草は、一度や二度見ただけでは、いざというとき
類似した毒草との区別がつきにくいと思います。
それで、身近にあれば、見た目だけでなく、香りや
手触りで区別がつきやすいと思い、
よもぎの苗をお持ち帰りいただいて育ててもらうことにしました。
おやつによもぎ団子やよもぎ白玉団子を作りました。
早速家でも作りました!というご報告をいただきました。
春によもぎ摘みに行くのが楽しみ、との声も。
以前、講座でお世話になった生薬ご専門の薬学博士の先生にも
ご指導もいただき
よもぎをいろいろな角度から調べてとても勉強になりました。
筒井農園さんに、よもぎの苗たてをお願いしたときに
「よもぎ?あのよもぎ?の苗??」とびっくりされましたが
【2018/09/02 03:08】 | 教室 | page top↑
いつもフレッシュハーブを!


昨夕土砂降りの庭で合羽を着てハーブを採りました。今日はもっと降るかも知れないと思って。
朝、NHK文化センターから電話があり、避難指示が出ているところもあるので、講座は全て休講になりました。
近所に住んでいらっしゃる生徒さんにお届けしたら、喜んでくださいました。
今日はアロマの予定でしたが、今、庭にあるハーブをお持ち帰り頂く事は必須。
図鑑やデータではなない、本物を。それが私のスタイルです。
【2018/07/07 21:57】 | 教室 | page top↑
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