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過去からの手紙




この本を手に取ったきっかけは「手紙」というタイトルでした。
ステーショナリーオタクなので。


1冊は手紙屋さんと受験生との、何のために勉強するか

もう1冊は手紙屋さんと就活生との、何のために働くか
という話題でした。


結論は、
「勉強」という道具を自分以外のだれかのために使う。」
「人の役に立つ人になる、そのために勉強する」
「多くの人を幸せにするために働く」
「そしてそれが自分を磨き、自分のためになる」


ここだけ抜き取ると、胡散臭いですが
10通の手紙のやり取りから、そこへ到達すると
納得できるのです。


すっかり忘れていたこの本に再会したのは
先日この本を勧められたからです。


2冊とも若い方に差し上げて手元に無いのですが、今、まさにコロナ禍で生き方が問い直される時期、改めて電子版を買いました。


そして自分は人のお役に立てているかと
問い直しました。


コロナ禍の入り口で始めた、香istクラブ
1日おきにお届けするメッセージを、「不安な日々に
楽しみにしている、癒される」と喜んでいただいています。


たかだか100人にも満たない人へのメッセージですが
やっと、「今まで勉強してきたこと(ハーブという狭いジャンルではなく)」を使って「誰かのために仕事をする」ということが
できるようになり


HERB ROUNDTABLE という広くさまざまなジャンルの人が繋がる場所を作ることができた、そんなタイミングで再会できて良かったです。


もしこの本をお子さんに勧めたい方は、
無理強いせず、まずご自身が読まれて
お子さんから悩みを相談されたタイミングで勧めてみるのが
いいと思います。
【2021/01/05 14:18】 | book | page top↑
初心


2人の大先輩からお電話いただきました。
お話ししているうちに涙声になられて。

長くハーブやアロマテラピーに関わってきて、ついつい「成分」や「有効性」ということばかりに周囲も自分も向いてきていたけれど
ハーブを好きになった頃の自分を思い出した。
ハーブって人にも自分にも優しいもの、特別な知識がなくても
安心して使えるもの
そんなことを改めて考える機会になった、と。

ハーブの扉をまだ開いていらっしゃらない方
これからもカルチャー教室へ通ったり資格を取ったりしないけれど
ハーブを暮らしに取り入れたい人
そんな人に向けて書きましたので、大先輩たちのお役に
立てるはずない、恥ずかしいので見て欲しくない、そんな
思いでした。

でも、どんな世界でもきっと、長く経験を積み、学びを深めた人は
シンプルなところへ辿り着くのではないでしょうか?

私もかつて80種類くらいの精油を持っていて、
それが自分のプライドでもあったのですが、今は
ラベンダー1本。

状況や用途によってあと数本。そして
愛媛が誇る、クロモジ や柑橘の精油
多種類いらない、というのではないのです。
興味があって学んで使いこなせる人はたくさんの種類の
精油やハーブをうまく使っていかれたらいいと思うのですが
ハーブやアロマの勉強をする時間が無いけれど
暮らしに香りを取り入れたい・・・そんな方の手助けができればと
思うようになりました。

私をハーブの扉の向こうに招き入れてくださった
桐原春子先生はブログでご紹介くださり
熊井明子先生はとても温かい、身に余るお言葉をくださいました。

そして、何より嬉しかったのは、Amazonでの
「花や緑を愛するすべての人にオススメ」と題されたレビュー。
見ず知らずの方に、こんなにも私の思いが届いていたのかと
感激しました。
カバーと帯へのこだわり
今までの本との違い・・・初心者の方にわかりやすいこと
すぐに実践できる、したくなるような具体例
フォトジェニッックな写真(くま先生のご提案)
初心者の方へ、と思っていましたが
一度ハーブに興味を持ったけれど、ずっと忘れていた・・・
そんな方にもお役に立てるのだと思うと、本当に嬉しいです。

写真は、全て我が家のハーブ
植物から学ぶことはとても多いです。
【2019/07/13 18:08】 | book | page top↑
書籍「心のお茶。大切な人へ」感想をいただきました。
6月に出版した「心のお茶。大切な人へ」
早速感想をお寄せいただきました。
(公開のFacebook投稿のみ本名で掲載させていただいています)

☆ S.Hさん
井上さんのお人柄通りの優しい感性と品格の高さが感じられる内容と思いました。
表紙の装丁もとってもセンスが良く、私の大好きな感じです。
第一印象として、目次やあとがきのページの写真使いにびっくりしました。
感性の豊かさを感じ取ることが出来たように思います。
内容を縛ってポイントを押さえた文章の
温かみのある素敵な言の葉はあなたの生き方そのものなんですね。
各ページの写真の美しさも紙質と相まっていて際立っているように感じました。
内容も、とっても気が利いていて、今までのハーブの本とは違って
あなたの伝えたいこと沢山の中からここまで削ぎ落すのはなかなか大変だったことでしょう。
私はすっかり気にってしまいました!
本好きの小4の孫娘がご本をしばらく見ていて、「これなら私にもできる! 
後ろにあるあんびるやすこのティーパーティーの本も欲しい!」と叫びました。
この子はハーブや植物が大好き。自分で庭からハーブを摘んでお茶にします。
早速、プレゼントの約束をさせられました。(^-^)

☆ N.Kさん(学生)
ハーブを生活に取り入れるというのは何だか敷居が高いように感じていたのですが、
読んでいるうちに、大切なのは誰かが誰か(自分を含む)を思いやる気持ちで、
その手段としてハーブがあるのだなぁと感じました。
お子さんのことを考えてハーブティーを淹れていらっしゃるご様子は、
母が色々な栄養素の効能を説明しながらご飯を作ってくれた姿と重なるように思えて、
「お母さん」の優しさを感じました。
色々な方々との温かいお話に溢れていて、知らない人でも親しみを感じられるような、
まさに「お手紙」という表現がぴったりな本だと思います。
私も自分の周りの人達を思い浮かべ、普段当たり前のように感じている、
一緒に過ごすことの出来る時間の大切さについて考えることが出来ました。
素敵な機会を与えてくださってありがとうございます。

☆ Y.Yさん(助産師)LINEメッセージ
井上さんと ハーブがとっても短かに感じられて …
ますます ハーブが好きになりました。
エピソード別にハーブが紹介されていてとっても楽しく
次から次へとページめくりが止まりませんでした。
涙がこみ上げてくるお話もあり…お父様 お母様のお言葉は
私も 大切な教えをわけていただいきとてもありがたく思いました!

☆ M.Sさん LINEメッセージ

泉さんの著書
心のお茶。大切な人へ を昼の休みに読み始め、涙が溢れてきました。
泉さんの感性は素晴らしいですね。
穏やかな包みこむ優しさに満ちています。
ますます泉さんが好きになりました。
仕事中なのに目が真っ赤(^^;)
でも心がほわ~とあたたかいです。
とてもいい本です。

☆ 岡野ゆきさん フェイスブック投稿

プロローグから静かに始まり
途中軽やかな盛り上がりと
スパイスを経て
最後のエピローグで
心が何かに満たされる
             
一曲の音楽を聴いたような
そんな読後感でした。
植物たちのざわめきと共に
家族のこと
暮らしのこと
小さい頃から憧れていた何か
などに思いを馳せ
             
一杯のお茶を
ゆっくり味わいながら
読む本にぴったりだと思います。

☆ Y.Nさん Facebookコメント

途中で涙がでてきました。先日、NHKで安楽死のドキュメンタリー番組をみたこともあり死について考えていたこともあったのかもしれませんが、この本を読んでいるとあたたかな気持ちになりました。

☆ Y.Oさん Facebookコメント
 ハーブの本というよりも、shihoを飲むのと同じ感覚の一冊でしたよね!!涙が出てきたのわかります!押し付けではなく、そっと寄り添ってくれている温かみが嬉しかったですし、自分の心が癒されていくのが私にもわかりました。


☆ Y.Iさん messenger

ハーブティーいいですねぇ。
わかりやすく解説してあり、実践できそうで良かったです。

☆ K.Nさん messenger

香りと味 音楽 は一気に時空を超えていけるツールであることを再認識させていただきました。
ハーブ初心者のわたしにもわかりやすく、共感出来ることたくさんありました。
【2019/06/05 09:53】 | book | page top↑
書籍  心のお茶。大切な人へ

振り返ればもう20年もハーブのことをお伝えしてきました。
以前はハーブに関心を持ってくださり、教室や講座に足を運んでくださる方々を中心にお伝えしていましたが、市民講座をしたりShihoというお茶を作ってから、いろいろな方との交流が増え
私たちが当たり前になってお伝えすることを省略していることこそが初めてハーブに触れる方には知りたいことなのだ、ということがわかるようになりました。
この本はハーブの実用書というよりは読んでいるうちに、いつか1鉢のハーブが暮らしの中にやってきて、1杯のハーブティーからハーブのある優しい暮らしが広がっていけばいいなと願って書きました。
ですので、ハーブにちょっと関心があるけれど、
実用書に紹介されているハーブは種類が多すぎて
尻込みしてしまうような方に、ローズマリー1鉢あればどんなことができるかをできるだけ沢山の事例やレシピでご紹介しました。
初めてのハーブティーの楽しみ方や、30種類のハーブについて私の体験を通しての簡単な読み物としてご紹介しています。
ハーブを楽しめる本も、私の好みに偏っていますが、たくさん紹介させていただきました。
また、普段言えない「あなたは私の大切な人」という気持ちをこの本に託してプレゼントしていただけたら嬉しいと思いフルカラーで166ページありますし、表紙のハートは銀の箔押しになりますが、お求め安い価格1600円にさせていただきました。
カバーデザインは、いつも私の思いを説明しなくても汲み取ってくださる都築洋文さん。
ハーブティーの本なので、ハーブの葉や花が銀色のハートと一緒にカップに降り注ぐデザインです。せっかくのカップが帯で見えないのは残念なので、透けて見えるトレーシングペーパーにしました。
出版社は地元のアトラス出版、担当は中村洋輔さん。ハーブに関する本の出版は初めてというアトラスさんの素朴な疑問が、この本のコンセプトでもある初めてハーブを楽しむ人のために、というところでとても参考になりました。
音楽の好みはロック(都築さん)メタル(中村さん)jazz(井上)という全く合わない3人が、本に関しても意見がぶつかったり、すれ違ったりしながら時間がかかりましたがやっと完成しました。
6月に入ったら、愛媛県内の書店やアマゾンでお買い求めいただけるようになります。
【2019/05/28 09:13】 | book | page top↑
新元号

大好きな歌から元号が!!
万葉集とハーブの講座
再開しようかと思っています。
梅の歌で話題になってますが、この本では
シュンランの項目で紹介されています。
蘭は珮後の香を薫す
ですからね!
【2019/04/04 22:47】 | book | page top↑
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