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一陽来復


一陽来復


今日は冬至、1年で一番暗い日
明日から、日毎に日差しが長くなり新年を迎え春が来る。


この善き日に、お世話になった人をお招きして
ランチミーティングをしました。


今、世間では、コロナの影響はまだ出ていない
これから本格的に影響が出る、と言われていますが
手を拱いてがっかりしていても仕方がないので
下を向かず、個人にできることは小さくても
少しでも経済を回せるように、まわりが元気になれるように
立ち止まらず、動くことが大事だね、と話しました。


帰宅すると、今まで積み重ねてきたことと、向かう未来の
お話しをさせていただいた、愛媛経済レポートが届いていました。
【2020/12/21 17:24】 | diary | page top↑
我が家の桜




今年も、昨年と同じように咲いていますが


足元に立つ私たちの生活は一変しています。






桜花散りぬる風のなごりには 水なき空に波ぞ立ちける






こう紀貫之が詠んだ時代から、私たちは「疫病」の


洗礼を受け、社会が一変することを経験しながら


生き抜いてきた人たちのDNAを受け継いできた子孫なのです!






どんなに世の中が代わっても、人は食べないと生きていけません。


都会で職を失った人たちが、後継者不足で悩む地方で


「食」の生産に携わってくれたら・・・・


(もちろん、この状況を脱してからではありますが)






愛媛県の南予地方には棚田の美しい風景が広がっていますが


高齢化が進み、いずれ荒れ果てるであろうと言われています。






今、私たちはテレワークやskype、zoomなどを


否応無しに経験し、地方にいても世界と繋がることができることを


体験しています。






「A.C」アフターコロナでは、世界の流通が激変すると言われています。


今こそ、日本の食料自給率を上げ、食生活を見直す良い機会では


ないかと思っています。






余談ですが、大岡信さんが著書「紀貫之」の中で


この、私の大好きな歌を、こんな風に書いています。






「風」「水」「空」「波」






どう入れ替わっても、おかしくないので、覚えにくい


なので、良い歌ではない、と。






それを読んでから、私も


ちりぬる「空」だったっけ?「風」だったっけ?


「風なき」だったっけ?「水なき」だったっけ?


とわからなくなって、スラスラと口をついて出てきていた歌が


言えなくなってしまいました…>_<…






また、この本の中で


正岡子規が紀貫之を貶しているということが


長々と書かれています…>_<…
【2020/04/09 16:41】 | diary | page top↑
まりちゃんとShiho


新潟のまりちゃんとは2回しかお会いしたことがありません。


でも2回とも、とても印象に残っています。






最初は、ハーブの上級資格試験


まりちゃんは受験生 私は審査員






ご自身の好きなこと


ハーブやアロマやヨガや料理や日常や・・・・


それらを一つに繋げて楽しむ「総合力」を感じて


とてもいいなと思いました。






まりちゃんは新潟に帰って、夏至生まれの審査員から


褒めてもらったと師匠の永嶋節子先生に報告したそうです。






2回目に会ったときは


そんなことも、まりちゃんのお顔もすっかり忘れていて


ハーブランドシーズンで甲斐甲斐しく働き美味しいお料理を


繰り出す素敵な女性だなあと思いました。






その夜、新潟の居酒屋でまりちゃんと師匠の節子先生と


3人で新潟の美味しいものを食べて、美味しいお酒をのんで


楽しい時間を過ごしました。






前日は、私の講演会でした。


主催者の方が参加者のみなさんに少しずつShihoをお土産にお渡しくださっていました。


まりちゃんは、帰り道、恋人の部屋でちょっとした
喧嘩になったそうです。






まりちゃんは、腹が立って腹が立って落ち着かなくて


どうしようもなくなったときに、持っていたShihoを


思い出してくれたそうです。


ホールティーだったので、茶こしもお茶パックも無く


生ゴミ受けネット(もちろん新しいもの)で


Shihoを淹れて飲んだそうです。


そうすると、気持ちが落ち着いて決裂せずに


話し合いができたそうです。


そんな報告を受けて、とても嬉しかったです。






その後、お二人はどうしてるかなと思っていたら


ご結婚のお知らせ!


節子先生は寂しくなると思いますが


ハッピーエンドの途中にちょっと関わらせていただいた者として


とても嬉しく思います。






昨日は、大好きな大好きな映画監督 佐々部清監督の


訃報が飛び込んできて、涙が出て、監督との


メールやメッセージのやり取りを振り返っていたら


寝つかれなくて、辛い夜を過ごしました。


生きている限り辛いこともあり、また


それを慰めてくれることも、神様は用意してくださって


いるのだなあと元気が出てきました。






まりちゃんの末長いお幸せと、まりちゃんが居なくなった


ハーブランドシーズンのご発展を心よりお祈りしています。
【2020/04/01 16:34】 | diary | page top↑
感染症との闘い


この先どうなるかなんて、専門家でも占い師でもない私たちには


わかりません。


出来るとすれば過去の感染症との闘いから学ぶこと・・・






そう思って、暇にまかせていろいろ調べてみました。


ヨーロッパの人口が1/3が死亡したといわれている


ペストの大流行






理化学研究所 感染症研究ネットワーク支援センター


加藤茂孝氏の論文がよくわかって参考になりました。






原因は


1 環境の悪化によりペスト菌を介在するクマネズミが


人の生活圏にまで移動してきた


2 戦争や交易で、人が広範囲iに移動して感染が広がった


3 冷害や農奴の死亡により食物が不足して体力が低下した






驚いたのは、ペストの大流行の時にもイタリアで多くの


死者が出ていること。


現代の市井の私たちができることは


3・・・ 体力を低下させないこと


食べるものがあるのに、美容のために食べないのは


もってのほかです。






しっかり睡眠をとって、バランスの良い食事、適度な運動






そして、絶望的な大流行の結果


人々の心理としては


(1)刹那的な欲望の追求や浪 費に身を持ちくずす


(2)この悪疫が神からの試 練であると考えて懺悔して


神仏に頼る


(3)犯人 を仕立て上げて迫害する


ということが起こったそうです。


現代でも、運悪く感染した人が、


まるで自身の過失のように責められる風潮にあり


残念で悲しいです。






先行き不安で人の心も荒び、治安も悪くなるかもしれません。


戸締りや、身の回りの安全にも十分に気をつけなくては


ならないと思います。


そして、春を告げる辛夷の花のように


諦めないで、前を向いて 自分に出来ることを精一杯に



【2020/03/22 22:22】 | diary | page top↑
大切な時間

園芸農家 陶芸家 香草スタイリスト
職種も年代もバラバラの3人
2度目のランチ会
仕事も年代も全然違う私たちが意気投合するのはなぜか・・・
それはたぶん、「自分の仕事を愛しているから」
ではないでしょうか。
違う分野なのに、話を聞いていると
うんうんそうそう、と
心から頷いてしまいます。
何をされていますか?と問われて
なかなか答えられず「趣味の延長を少し」
そんな返事しかできなかった私ですが
「趣味」のハーブを武器に様々な活動を始めて
「香草スタイリスト」という形にできたのも
こんな風に、素敵な人たちとの繋がりから
生まれたことに違いありません。
可能な限り、人に会う
それを続けてきて 
沢山の学びがありました。
前回のランチ会で、植物系の私たちからヒントを得て、カップに描いた植物の花言葉を付けたそうです。形も掌に優しく収まって大好きです。
関心をお持ちの方は
砥部焼窯元 梅乃瀬窯さんまで。
【2019/08/30 23:27】 | diary | page top↑
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