
夏になると、さっぱりしたものがいただきたくなりますね。
私の教室でも、初心者の方には、コリアンダーとディルのシードを使った浅漬けを
ご紹介しています。
我が家では毎食、小皿に乗って食卓に上りますが、さっぱりしている上に
野菜を食べたぞーという安心感で、満足な気持ちになります。
野菜の切り方が微妙で、細すぎるとクタクタになってしまうし
太すぎるとよく漬からなくて、硬いのですが
クタクタよりはポリポリしている方が美味しいです。

生徒さんたちも、その年はせっせと作っておられますが
2年目3年目になると、どうなのでしょうね?
北村光世先生のレシピを参考に、一般的な分量を書いてみました。
手に入る人は、ぜひコリアンダーとディルシードを。
コリアンダーシードには
整腸作用 消化促進作用 肝臓障害の緩和 強壮作用 浄血作用
などがあり、夏の暑い時期、元気を取り戻させてくれるパワーがあります。
ディルシードには
消化器官の鎮静、気管支の炎症緩和、むくみ解消などの薬効が知られています。
乳幼児に対する鎮静効果が高く、赤ちゃんの枕の中身にも使われます。
近縁種のフェンネルと違って甘い香りが心を穏やかにしてくれます。
また、唐辛子は
少し前まで、刺激物、として美容のためにはなるべく控えめに、と言われていましたが
今では、カプサイシンによる脂肪分解酵素を活性化することや、
体内の脂肪の分解を促進、新陳代謝を活発にすることなどが知られるようになり
健康的にダイエットしたい女性たちにも人気です。
にんにくの効果は、もうみなさんご存知ですよね!
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きゅうり2本 セロリ2本 大根1/2本 にんじん1本 にんにく2かけ
(ピクルス液)
水3カップ 米酢1/4カップ 塩大2弱 ディル(シード小1)コリアンダーシード小1
粗挽き黒胡椒 小さじ1/8 赤とうがらし1本
(作り方)1 にんにくは皮をむき、野菜をスティック状に切り、一緒にボウルに入れておく。
2 ピクルス液を2分ほど煮立て、ボウルの野菜にかける。
3 野菜が浮き上がらないように、皿などを軽くのせ、荒熱が取れたらビンに詰める。
冷蔵庫保存で1週間程度で食べきる。
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そうそう、タッジー工房では、スパイス類、受講生のみなさんには
小さじ1から販売しています!
かなり回転しているので、新鮮なものをお分けできます。
ご注文お待ちしています。