
友人から薦められて観たのですが
すごく幸せな気分になるよ、だけの紹介でしたので
遠い過去の人ではなく、今まさに現役で活躍している人の
実話だったということは、エンディングで知りました。
現在、アメフトの全米代表として活躍中のマイケル・オアーの実話でした。
彼が、もともと持っていた、運動能力や人を大切にする心、などが
種であったとしても、暖かいベッドや美味しい食事、笑顔、など
愛情を注いだリー・アンがいて、大輪の花となったのでしょう。
何かを決めるときは、「すべて自分しだい」という言葉が印象に残りました。
こんな状況では、無理だ、と思う時も、そこからどう這い上がるかは
自分が決め、行動することなんだ、とマイケルも、りー・アンも、
自分を励ますように呟きます。
見ているうちに、人は愛によって育てられるのだということを実感して
誰かが愛してくれるのを待つのではなく、自分がもっと家族や、
周囲の人に愛情を注ごうと思いました。
スラム街で育ち、ドラッグ中毒の母から引き離されて
読み書きすらできなかったマイケルを温かく迎えたリー・アン一家に
素晴らしい幸福が訪れたように、人を生い立ちや過去で差別したり
せず、すぐに見返りのないことでも、誰かのために働くことで
しあわせになれると思いました。
まだご覧になっていらっしゃらない方には是非、お勧めです!