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高知県北川村 モネの庭
モネ201211304D

今年2度目のモネの庭に、久万青銅之廻廊学芸員の東さんと行きました。
二日続きの遠出で運転に自信がなく、友人のドライブ好きのご主人にお願いすると
二つ返事で連れて行ってくださいました。
久万青銅之廻廊がリーフレットをリニューアルするときに、どなかかから頂いた
モネの庭のリーフレットのイメージが気に入って参考にされたそうですが、
実際に行ったことが無いというので、ジャン=マリ・グラニエの銅版画展にあわせてやってきました。
北川村モネの庭を愛して沢山の植物の銅版画を寄贈されたそうです。
北川村のモネの庭は、人々の愛と善意のかたまりのようなところなのです!

モネの庭も大好きですが、植物をこよなく愛する庭責任者の川上さんにお会いするのが一番の楽しみです。
今日も一緒に庭をまわりながら、植物の話は尽きることなく、至福の時間でした。
一眼レフで水の庭を撮影していた方に、写真を見せていただくと、いろいろとアドバイスをしてくださって
鏡面(睡蓮のない水面)だけを狙って写すといいよ、とか、青空を中心に撮ってごらん、と
青空が映り込むスポットを教えていただき、青空が映り込んだ睡蓮池を撮影できました。
私のデジカメのファイルの中で一際(私の中でですあくまでも)きれいな写真が撮れました。

モネの庭、ガーデンチーフの川上さんです。
誰でもこんな風にお相手していただけるわけではありません。
4名のスタッフとパートの方たちで広大な庭を管理していますから
個人的にじっくりとご案内いただくことは難しいと思います。
ただ・・・ですね。ちょっと私に連絡いただけましたら、川上さんのご都合をお伺いしますので(*^_^*)
短時間でも川上さんから直接ご説明いただくと、見える景色が変わってきますよ!

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こちらはモネの庭、ガーデンスタッフの方です。
薔薇について質問したのですが、折り目正しく(まるで軍人のように)丁寧に詳しく説明をしてくださって
その上、カタログや図鑑を持ってきて病虫害について説明してくださいました。
その後、振り返るともう、次の作業にかかっておられて、プロ意識の神髄を見せていただきました。
ベストセラーになった「夢をかなえるゾウ」で靴を磨くというのがありますが、
自分の足元、仕事の根本を磨くということを見せていただいた気がしました。
生半可な勉強や知識で仕事をしたり、人に「先生」と呼ばれてはいけないと強く思いました。
忘れないように、後姿を記念に・・と思ったら視線に気づかれたのが、お顔まで写せてラッキーでした!

モネ201211305

ときどきお写真見て、襟を正して暮らしたいと思っています。

モネ201211303モネ20121130

写真を見ればいい、テレビで見られる、という人もいらっしゃいますが
実際に出かけて行くことで、清々しい空気や思いがけない人との出会い
誰も気づかない小さなことに、今抱えている問題の糸口を見つけたり・・・沢山の恵みがあると思います。
【2012/11/30 23:32】 | gardning | page top↑
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