
今月、来月のハーブ教室テーマは「フィトケミカル」植物化学です。
精油をケモタイプで見たり、植物に含まれる化学成分について見ています。
もともと近代医学で使用する医薬品は植物の有効成分を抽出したり模したりしたものではありますが、
疾患をピンポイントで見て、人の身体もピンポイントで治そうとすることです。
ハーブの素晴らしさは、「美味しい」や「ああ、いい香り」など、
五感を通じて人の心身に全体的に働きかけることです。
そのことを知るためにも個人的にはハーブを化学成分代替として見たりすることは好きではありませんが、
知識を持った上での選択をしてほしいと思ってカリキュラムに取り入れています。
私は西洋医学や薬品を否定しているわけではありません。
命にかかわることは副作用など恐れず使うべきだと思っています。
食事を整えて身体を動かしたら改善するようなことに医薬品を使う必要はないと思っているだけです。
写真はまつやまRe.再来館ハーブ講座でのハンドバスの中身とみなさんがご持参されたマイカップです。
講師料は公的機関が支払い、市民はわずかな材料費で参加できる、抽選で10名の講座ですが、
みなさんこれを機会にハーブに関心を持ってくださるので、嬉しいです。
これからもがんばります。(忙しいので講座を何とか断ろうとしていたこと反省しています)
