
今年は例年より、辛いという人が多いようです。
本当に花粉だけの仕業なのか疑わしい気もしますし、
お上は本当のことを実は知っているのかもしれませんが、
そのあたりを詮索したところで、何の足しにもなりませんから、
できることを粛々とやっていくしかありませんね。
アレルギー症状を抑える医薬品は即効性がありますが、だんだん効きにくくなるという残念な特徴があります。
そこで、私が7年前に20年近く悩んだアレルギー症状から逃れた
(治ったわけではなく、症状がほとんど無くなった)体験をみなさんにお話ししているのですが、
ハーブやアロマは、一時的に楽にしてくれますが、それでも行ったり来たりを繰り返しながら
徐々に「自分の力で」外部環境に影響されにくい身体になっていきます。
ハーブやアロマは、そこに至る過程を少しでも楽にしてくれるアイテムです。
そこを間違うと、すぐによくならないからやっぱりダメだ、ということになるのです。
人の身体というのは、バランスを崩した時に、どこかが傷んで何とかバランスを取っているわけですから、
その部分だけを強制的に改善しようとすると、全体のバランスが悪くなるのは、
専門家でなくてもおわかりだと思います。
ですから、症状を悪化させない要因(生活習慣や睡眠不足、食生活の偏り、ストレスなど)も
総合的に理解して、辛抱もしながら自分の力を引き出して、鍛えていくしかないのだと思います。
テレビであれがいいというとそこに走ってすぐにやめ、また次に走っている人は、
いつまで経っても良くならないどころか、不満だらけで益々悪くなる一方だと思います。
今、教室ではフィトケミカルがテーマですが、健康の維持増進はケミカルだけではない
総合的なフィジカルシンキングが大切です。
天災や人災でアレルギーの薬が手に入らなくてもへっちゃらで居られる身体を目指しましょう!